開催が明日に迫った
BULLET TRAIN ARENA TOUR 2023「T.I.M.E -Truth Identity Making Era-」
見に行く前に少しだけ気持ちを整理したい。
一度気持ちを吐露したいと思った理由は、
どうしても気持ちに乖離がある気がしてならない。という
どうも勝手で利己的な理由なのだけど。
エゴを許して
9人になって4人のメンバーが増えて、受け入れられてるつもりでいる。
受け入れ"た"つもりでいる。
実際4人の中でペンライトを買ってもいいかもと思える(というか実際買った)メンバーもできた。
「心の底から応援している」誰に聞かれても絶対にそう言い切れるのに、
歯痒くて実は気付いてない背中のニキビみたいなやつがいるんじゃないかと思う。
だから、ちょっとだけ、少しだけ後ろを振り向かせてほしい。
8号車として、メンバーが望むように、同じように今と未来を見つめるために。
超特急って人生かも
私が超特急を推し始めたのはちょうど7→6になるタイミングくらいで
見漁っていたYouTubeやライブ映像のほとんどには1号車がいた。
正直、7人の時に出会っていたら、集めているグッズの色はもっと濃くて
誰にも染まらなくて光では表現しにくい色だったと思う。
そんなタラレバは一旦いいのだけど、私が彼らを応援し始めたきっかけは
自分達の信念に向かってガムシャラすぎて空回りしてしまう「不器用さ」と
時にはとんでもない相乗効果で前進して行く「推進力」と
僕たちも人間だよ、そんなこともあるよねと寄り添ってくれる「優しさ」と
何より"何事も全て全力投球"の「愚直さ」に圧倒されたからだった。
曲調が好みとか当時からすきだった窪田正孝の主演ドラマの主題歌だったとか
そういうのはあくまでも付属品でしかなくて、
不器用でも真面目でステージで魅せることに手を抜かない彼らの「人間らしさ」と「圧倒的なスタイル」はこんな私でも人並みでも頑張ってもいいかもと思わせてくれた。
自己を否定しない、それでいてちょっと自信のなさそうな曲たちにどんどんのめり込んでいった。
正直、サッカー以外のコンテンツにこんなに入れ込むことなんてないと思っていたし、お金を払ってまで会場に足を運んで見たいと思えるコンテンツなんてサッカーだけで充分だった。
それくらい本当に私の人生を変えてくれて、彩ってくれたグループが超特急だった。
ただ、すきかもと思った、のめり込んだ要因になった人はもうそこには存在してなかった。
でも、その存在を抱えながらも後ろ髪をこれでもかと引かれながらも
見えないふりをして今を生きる6人がかっこよかった。
当時の自分にかなり重ねていた部分は大いにあったと思うけど。
その中で1番抗いながらも自己表現を諦めてなかったと私が感じた人が5号車・ユーキ(敬称略)だった。
ダンスが本当に好きで、諦めたくないって思ってるんだなとダンス"だけ"を見てこんなにも感じとれる人がいるなんて思わなかった。
だって、正直全然タイプじゃない。笑
(ごめんね、ひどいこと言ってるのは分かってるんだけど)私には本当に衝撃だった。
男としてタイプじゃないのに、ステージに立つダンサーとしての彼から目が離せなかった。
ステージで魅せてくれることに"好み"があるなんて全然知らなかった。
それからは本当にのめり込んだし、できるだけ近い席で表情ひとつ
指先ひとつの動きまで見たくて本当にいろんなところを飛び回った。
その気持ちがこんなに(5年くらい?)続くなんて思ってなかったし、
こんなに助けられることになるとも思ってなかった。
自分がこんなに支えられないと生きていけない弱い人間だということにも気づかなかった。
6→5
6人に没頭していた時にいきなり"一旦"5人になることが伝えられた。
いつまでも待つつもりでいた。叶わなかったけど。今はこの話は置いておく。
もちろんショックだったし、なんでって思ったし、諦めきれなかったけど。
なんとか、なんとか乗り越えた。
お知らせを見てナムのところにすぐ行ったのは今となってはそんなこともあったねと笑えるのだけど。
それから5人の時期はコロナ禍だったこともあって、現場で触れる機会が少なくなってやっぱり現地でコールしたいな、直接見たいなという気持ちが強くて。
やっと有観客が解禁されて、Hooplaで出てきた彼らに「What 's up?」を披露された瞬間、元気だよ!!!!!ありがとう!!!そっちは???元気だった?????って思ったし本当にそのために生きてたから、生きている実感を数年ぶりに得られた。
声は出せなくても現地にいるだけで楽しいなって思えた。
その瞬間、やっぱりこの人たちのことだいすきで支えてもらってて支えてるのかも!って改めて思えた。
他のコンテンツに支えられることがあってもやっぱりこの人たちを摂取し続けないと生きていけないかもって。
今、とーっても幸せですと君が言うから
そんな5人がすっかり私の日常に溶け込んだ頃だった。超特急募開催。
正直、めちゃくちゃ戸惑ったしそれどころではなく、
あの仲良し5人組のわちゃわちゃがなくなるかもしれない・・・という気持ちが強かった。
5推しだけど、グループ全体のメンバー全員にそれぞれ支えられていたから。
取りやすくなったチケット、黒い幕が貼られる会場にも目を背けてた。
5人でも充分魅力的だと思っていた。絶対夢叶えようねって思ってた。
今思えば、そんなに甘いことじゃなかったんだろうけど。
7への皺寄せも全部無視してた。それは本当にごめん。
でも、カイくんの言葉をちゃんと信じよう、この人たちなら大丈夫。って思えた。
5人最後の公演は、スマホの小さい画面を泣きながら見て、終わってからもしばらく放心状態で泣いてた。
ボーカルが増えることもダンサーが増えることも本当はめちゃめちゃ嫌だったことに気づいた。自分の好きなものが変わってしまうのがこわかった。
でも、私の気持ちとは裏腹に全てが進んでいった。
着いていかなきゃと必死で、無理矢理コンテンツを見たり、
気持ちがついていかなくて見ないふりをしたり。
でも4人のことを知りたかったのは本音。知らないだけだとも思ってた。
でも、どちらかというと「受け入れられる"ふり"」をしてたかっただけなのかもしれない。
だってこの道しかなかったから。9人で進む道についていくしかなかったから。
5人が命かけて守ってくれた場所から逃げ出すことはしたくなかったから。
当時の私は体調を崩して、Progress仙台もチケットはあったけど蹴ったくらいのメンタルだった。本当に誰とも連絡取らない時期もあったし。
そんな時にすきなものが一気に変わってしまったように見えた。
というか、当時の疲弊した私には見てられなかった。
自分のことでいっぱいいっぱいだった。
でも、それにすがるしかなかった。だって1人では立っていられなかったから。
無理矢理見たコンテンツは楽しいと思って見れた瞬間は少なかったかもしれない。
お互いに気を使いあってた。何も考えないで見られる5人が恋しかった。
心から楽しそうに笑ってる5人を見ていたかった。
でも、見続けた。
前述の通り、知らないだけだという気持ちは一貫してあったから。
だから、9人の供給をたくさんしてくれたことはありがたかった。
地球を救ったり、5人の対談?を聞いたり、4人のオーディションの話を聞いたり。
一桁と二桁が話してるのを見たりしていくうちに、いい意味で何も変わらなくて、
だいすきな人たちがそのままでいてくれてるのかもしれないと思えた。
すきだった"5人"の空間が、"5+4"じゃなくて、
ただ"9人"になるだけかもしれないとも思えた。
100の質問も食い入るように見た。
ちょっとだけ体調も安定してきてたのもあるかもしれない。
知らないものが怖いだけだったと言う答え合わせがちゃんとできた気がした。
それからはちゃんと二桁のことを見てみようって、心から思えた。
インスタライブも見た。投稿の通知も来るようにした。
まだまだ知らないことも多いし、新しい発見が多いのは楽しい。
そんな風に思えるようになった。
君の笑顔が終着駅
二桁のおかげで新しい窓口が増えて、乗車人数もぐんぐん増えてるのも実感するようになった。
変化を実感すればするほど、やっぱり今が悪いとかじゃなくて、未来を見たくないとかじゃなくて
私は頑張ってた5人がだいすきだと改めて気づいてしまった。
懐古厨なだけかもしれない。
「あの時はよかった」のあの時に今が含まれる未来もあるかもしれない。
だけど、ごめん。だいすきだったあの場所を
たまに思い出して振り返ることを許してほしい。
9人全員だいすき。その気持ちに嘘はない。
心からこの9人なら夢を叶えられる。今ではちゃんとそう思ってる。
でもやっぱり、ごめんね。
今見えてるみんなと同じ温度で前は向けないと思う。
どうしても振り返ってしまうし、置いていけないと思う。
未来しか見てないところに水を差すことになるのはわかってる。
でもたまには、こんなこともあったよね、って思い出して振り返ってても許してほしい。
今の9人は心の底から応援してる。何度も言うけどそこに本当に嘘はない。
ただ、ちゃんと"5人だった瞬間"を魅力に思って、今でも大切にしている人がいるということだけは残しておきたい。
だから今回の公演、演出家・村田祐基がどうやって今までの彼らをこれからの彼らを表現してくるのかとても楽しみにしている。
こんな私みたいな8も抱えていってくれるのか、それごとまるっと包み込んで進んでいってくれるのか。
わたしにとっての"君"はもちろんメンバーなので君たちが笑顔でいてくれたらなんでもいい。
ずっとお荷物になって抱えられていこうというつもりも全くない。
ただ、この気持ちだけはこれからもしばらく抱えさせてほしい。
ごめん。
ーーー
別にもう 寂しくないよ全然この通りさ
地図はないけど 身を任せてみようか
いつだって平気だ 平気だ
僕らの前に 流れる星の雨
掴みたくて 掴めなくて また手を伸ばし
そこで夢から覚める
忘れたいのに 忘れていいのか分からないのに
残酷だ 輝きだけは覚えている
(星の雨/WEST.)
ーーー